~マクロビ基礎~
玄米を美味しく食べる♪
マクロビオティックでは
「一物全体」を大切にしています。
ひとつのものは、なるべくそのまま丸ごと。。。
穀類も、なるべく精製せずにいただきます。
そのためマクロビでは
お米も白米ではなく「玄米」が中心です。
でも、現在の日本のご飯は、「白飯」が中心。
玄米は、苦手意識のある方が多いようです。
でも、栄養価も活性(生命力)も高い玄米。
美容に嬉しい効果たっぷりなのに。
食べないなんてもったいない!
★★玄米は炊き方が難しい??★★
では、なぜ玄米より白米が中心になったのでしょう?
「玄米」と言うと
・炊くのが大変
・ぼそぼそして美味しくない
・よく噛まないと食べられない
・かたくて消化に悪い
・粗食なイメージがある
そんなイメージを持たれている方も
沢山いらっしゃると思います。
ですが、玄米と白米を比較すると
その健康&美容効果の差は、天と地ほどあります。
脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維等々
単純に栄養価を比べてもそうですし
「活性」というエネルギーの状態もそうです。
(活性は、簡単にはイキイキした状態のこと)
しかも、日本の食生活では「米」
は、食事の大きな割合を占めています。
そのことからも、白米ではなく玄米をいただくこと。
このことは、とても大きな意味を持ちます。
なぜ「炊くのが難しくて食べづらい」
というようなイメージがついてしまったのでしょうか?
それはおそらく、炊く方法・コツが白米と違うからです。
白米と同じような感覚で玄米を炊いたら。。。
確かに、美味しくなく感じるかもしれません。
玄米には、玄米を美味しく食べる炊き方とコツがあります。
これさえ分かれば、美味しい~美味しい~玄米を
毎日食べられるようになりますよ♪
★★玄米を美味しく炊く方法★★
炊き方詳細は、上の各ページでご覧になってください。
ここからは、更に詳しく
「美味しくなるポイント」
をご紹介します。
【玄米を美味しく食べる
「炊き方ポイント」①必ず塩を入れる】
各炊き方のページでも、少し書いてあるのですが
炊く時に必ず塩を入れます。
・量は、玄米3合に対して小さじ1/3
・塩は、自然な原料と製法のもの
を基本に、どの炊き方の場合も入れるようにしてください。
【玄米を美味しく食べる
「炊き方ポイント」②浸水時間を守る】
玄米の炊き方3つのうち
圧力鍋での炊き方以外では、必ず浸水の時間をとります。
(浸水をしなくても炊けますが、かためになる)
一晩(7~8時間)が浸水時間の目安です。
圧力鍋で炊く時には、洗ってからすぐ火にかけて大丈夫です。
お好みで、よりやわらかくしたい場合は浸水してください。
この浸水時間が短いと
炊飯器・鍋炊きの時には、芯が残りかたく炊けてしまいます。
→朝に炊くならば、寝る前に
→夜に炊くならば、起きて家を出る前に
浸水しておけば、帰ってからすぐに火にかけられます。
(一日つけっ放しの時
夏場は、冷蔵庫に入れておくことをおすすめします)
浸水をしっかりして、やわらかく食べやすい玄米♪
ぜひ、楽しんでくださいね。
【玄米を美味しく食べる
「炊き方ポイント」③炊飯器では2度炊きで】
炊飯器炊きの場合
ちょっとかために仕上がることがあります。
そんな時は、お湯(または水)を追加すると、上手に炊けます。
①炊きあがりがかたかったら、釜に中にお湯を注いでよく混ぜる。
②量は、全体に行きわたる位の多め。
③そして、再び炊飯スイッチをON!
④炊きあがりの音が鳴るまで、そのままです。。。
再度炊飯が行われることによって
米に水分が、より含まれるようになります。
以上の3つのポイント!
炊飯器炊きで失敗してしまった方は、ぜひ試してみてくださいね♪