マクロビオティックの基礎
「マクロビオティックは、日本発の私たちのお料理です」
でもお話にでてきましたように
マクロビオティックでは
白米ではなく玄米を中心に主食を食べること
をおすすめしています。
また、玄米に限らず穀類は精製しないまるごとの粒のままいただくこと、
を大切にしていますので、基本的に穀類は全粒穀物でいただくようにします。
♪精製しない全粒のまま食べる魅力を「米」を例に見てみます♪
「米」は、もみ殻をとる脱穀の作業後
玄米を精米機にかけて、精米作業を行います。
すると周りの「糠」の部分が取れて、白米になります。
糠は、ぬかづけの材料としてもお馴染み。
ぬか漬けは栄養満点の健康食としても知られていますね。
もちろん、糠の発酵パワーで栄養価がUPするということもありますが
糠にはそれだけ体に嬉しい栄養がたっぷりつまっているということが言えます。
それもそのはず!
玄米の周りの「糠層」部分には、素晴らしい栄養が沢山含まれています。
良質なたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などなど。。。
しかもサプリメントと違い、
自然の形の栄養素が主食(ごはん)を食べることによって
無理なく日々体に取り入れることができます。
まさに天然のサプリ!
玄米は完全栄養食と言われる理由が分かりますね。
更に、栄養的に優れているということ以外にも、玄米をおすすめする理由があります。
♪♪玄米と白米の大きな違い♪♪
それは、次の世代を残す生命エネルギーがあるか否か?ということです。
白米は、水に入れておくと数日で腐ってきてしまいますが
玄米は、水に入れて温度を保つと芽がでてきます。
これは、玄米の方が栄養的に優れているという理由だけでなく
次の世代を作り育てるための芽をだすエネルギーが
玄米には宿っているということが言えると思います。
そして、後から詳しくご紹介します
マクロビオティックの基本原則「一物全体」の理論からも、
玄米を始めとする全粒穀物が、中心となることが分かります。
これは例えば小麦粉などでは、精製した真っ白の小麦粉ではなく、
全粒粉という「ふすま」の部分も全てて入った小麦粉が、よく使われます。
「一物全体」の言葉が分かるだけで
更にマクロビオティックは分かりやすく、身近なものになってきます。
次回は
⇒「栄養たっぷりの肉、そしてお野菜でもなく、穀物!」
前回は
⇒「マクロビオティックは、日本発の私たちのお料理です」
♪マクロビ栄養士 松崎恭子♪
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#5.白米ではなくて玄米をおすすめする理由とは? | マクロビクッキング fitflop online http://fitflopsingaporesaleonline.webs.com/