三年番茶とは?体を冷やさない&カフェインもごく少量のやさしいお茶

~マクロビ食材辞典 三年番茶~

三年番茶とは
マクロビオティックで、一番基本になるお茶です。
何か特別な効能があるのか??気になりますね。

現在の日本では、緑茶が日常のお茶としてお馴染みですね。
緑茶、紅茶、ウーロン茶などが
よく飲まれるようになってきました。

三年番茶も、こうしたお茶と原料は同じ。
ほうじ茶との違いも、分かりづらいところ。。。
ですが、その美味しさと暖かな香り。
そして体に嬉しい特徴もある、おすすめのお茶です。

★三年番茶とは★

マクロビ三年番茶

三年番茶は
刈り取った茶葉や茎を、三年間熟成させたお茶です。
(今は、熟成期間は各社で違い、また短くなっています)

茶葉や茎を、蒸して揉んで乾燥させて、寝かせ(熟成させ)ます。
その後焙じるので、その香ばしい香りが特徴です。
焙じるという火の力が加わることで、やや陽性よりのお茶となります。

(*陽性は体を温め、陰性は冷やす力)

他にも各製品で、こだわりが様々です。

・陰性の強い葉の部分ではなく、茎の割合を多くしていること

・春の新芽ではなく、木で十分育ったものを刈り取ること(秋頃~)

など、緑茶の製法との違いがあります。

(お茶によっては
「新芽を摘み取らずに三年間、葉と茎を育てて
それを刈り取って、蒸し、寝かせて熟成させたもの」
を指すこともあります。)
 

☆三年番茶の効能とほうじ茶の違いとは☆

マクロビ三年番茶2

三年番茶が他のお茶と違う点は
「やや陽性よりの中庸のお茶」という点。

緑茶、紅茶、ウーロン茶は、陰性のお茶で体を冷やします。
ですが三年番茶は、陽性よりの中庸です。
そのため、効能としては「体を穏やかに温める」こと。

また、熟成の効果で、カフェイン、タンニンが抑えられています。
刺激が少なくて、胃にもやさしいのが嬉しいですね。
妊産婦さん、小さなお子様も安心して飲むことができます。

他のお茶類(緑茶、紅茶、ウーロン茶等)と比較した時
三年番茶の方が陽性です。

そのため「代謝をよくする」
とも言われていますが、その効果は穏やかです。

焙じているので「ほうじ茶」のひとつとも言えます。
三年番茶と普通のほうじ茶との違いは
その熟成期間や使う部位の違いになります。

普段、カフェインの多いコーヒーや緑茶を多く飲まれる方。
特に冷え症の方。

カフェイン自体が体を冷やしますので
カフェインが、ほとんど含まれない三年番茶がおすすめです。

 

【オーサワジャパンの三年番茶】

三年番茶 2g×10包 – オーサワジャパン


奈良産の茶葉で、農薬・肥料不使用もの100%のお茶です。
熟成後に焚火焙煎をした、まろやかで香ばしい風味♪

三年番茶は、葉と茎の割合で風味が大きく変わりますので
私も、その時の気分で色々な三年番茶を揃えます。

こちらは、50%ずつの配合で、香りとお味のバランスがとても気に入っています。

 

 

やはり他のお茶と同じように、三年番茶も各会社さんで味が違います。
煮出して飲むか、急須であっさり飲むかでも風味が違います。

煮出し過ぎても渋くならないのも、三年番茶のいいとろこです♪
煮出して、急須で、冷してと、色々なお味をお楽みください!

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