米飴~からだに優しい、味もやさしい甘味

マクロビ食材辞典 米飴

~体にやさしい米飴とは?~

マクロビのお料理には、白い砂糖は使いません。
白い砂糖の原料は
「サトウキビやサトウダイコン」
という自然のものです。
ですが。。。
精製度が高過ぎるため、不自然なものに。

体に急速に吸収され
大きなダメージを与えてしまいます。
また、極陰性の性質があるため体を冷やします。

⇒詳しくは「美肌食生活~砂糖の摂り方」で紹介しています。

ですが、甘いものは
心と体をホッとゆるめてくれます。
甘いものを食べている時は、至福の時ですよね♪

そこで、白い砂糖に代わって
マクロビオティックでは、他の甘味料を使います。
それは、白い砂糖よりも自然なものです。
そして、体への負担も少ないものです。

マクロビ米飴

★米飴、玄米水飴とは★

 

マクロビでは基本的に砂糖を使わないため
代わりに使われる甘味料が、いくつかあります。
その中のひとつが「米飴」です。

見た目は、「水飴」や「はちみつ」
のようなとろりとした液状。

香りは、ほんのり香ばしいような、独特な香りです。
味も、甘み自体はやわらかいのですが
白いお砂糖にはない、穀物のコクを感じます。

 

白米から作るのは「米飴」
玄米から作られる「玄米水飴」もあります。
(カロリーは、米飴、玄米水飴、水あめどれも
 ほぼ同じ 100g当り320~340Kcal位です)

米飴も玄米水飴も
米や玄米を、麦芽の酵素の力で飴化したものです。

白飯を口の中でよく噛んで、唾液と混ぜると。。。
だんだん甘くなってきますね?
それは、澱粉が唾液の酵素の力で
「甘みを感じる糖」まで分解されるから。

この作業を、麦芽の酵素の力を借りて加工したもの。
これが米飴、玄米水飴です。

 
 

★米飴の特徴、何故からだにやさしいの?★★

マクロビオティック豆腐アイスプレーン

米飴は、今私たちが日常的によくとっている
「白砂糖、ブドウ糖、果糖ブドウ糖液糖」
などと比べると吸収は穏やかです。

そのため、血糖値の上昇も穏やかなので

  • 白砂糖と比較して、太りづらいのが嬉しい♪
  • 血管への負担も少ないので、美肌にも効果的♪

また、血糖値の急な上昇と下降は、気分や感情にも影響します。
イライラしがちな方にも、砂糖より米飴がおすすめです。

血糖値が急に上がると、急に下がる。
そのため、余計に疲れる、余計にまた甘いものが欲しくなる。
そしてまた、砂糖の多いものを食べてしまう。

この負のスパイラルから抜けるためには
日々使う「甘味」をどれだけやさしいものにするか?
(どれだけ血糖値を急にあげないものにするか?)

よりゆっくり血糖をあげるもののほうが
余分に甘味を欲さなくなってくるんですね。

少しの積み重ねが、味覚も体質も変化させていきます♪

また、マクロビオティックの陰陽でみても
米飴・玄米水飴は、砂糖よりもやや陽性よりです。
(それでも、全体から見ればすべて陰性です)

つまり、砂糖よりも体を冷やしづらいというのも嬉しい♪

 

♪白砂糖から米飴にチェンジ♪

少しでも体にやさしく甘味を楽しみたいという方や
甘いもの中毒から抜け出したい!という方。
まずは無理なく、米飴を取り入れてみましょう。

  • コーヒーやお茶類に
  • 小豆を煮て、あんこにする時の甘みづけに
  • ガムシロップ、黒蜜など、甘いシロップの代わりに
  • 煮物などのお料理に使ってコクUP

使い方は、お砂糖をそのままチェンジするだけです♪

 

玄米水飴 (300g)【アリサン】


♪ミトクさんの米飴、玄米水飴は
ちょうど良いとろみで使いやすいです♪

各会社さんで、風味も違いますし
とろみの強さが違います。

あまり濃いと、すくいづらくて使いづらいのでご注意を☆

 

一般的に米飴のお味は。。。

ふわっ
と自然の甘味が広がって
風味もついて、本当に美味しいです☆彡

沢山入れても甘みがきつくならない
というのも、米あめの特徴です。

自然食品店などでは、ほとんどのところで
色々なメーカーさんのものが置いてあります。
立ち寄られた際には、ぜひ探してみてください♪

もうひとつ、マクロビの甘み「メープルシロップ」のお話はこちら☆

甘味を我慢せず、上手に活用して
綺麗を育てていきたいですね!

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