
体にやさしい料理を食べたい時
食べもので中からキレイになりたい時
小麦粉を使った料理は食べていいのか?
マクロビでは、小麦粉は食べはいけないのか?
さらに、パンもやめたほうがいい?
こうしたご質問をよくいただきます。
最近では
「グルテンフリー」ということで
小麦粉をやめるという動きも広まってきましたね。
マクロビオティックという視点で見たとき
「小麦粉」は、どう捉えたらいいのか?
ここから一緒に見ていきましょう☆彡
マクロビでは小麦粉はダメなの?
まず最初に
「マクロビオティックでは、パンはダメなんですか?」
「マクロビオティックでは、小麦粉はいいのですか?」
こうした疑問への答えとして
「マクロビオティックでは
小麦粉もパンも禁止していません」
と言うことができます。
マクロビオティックでは
☆なるべく自然のままに食べる
☆心と体が幸せになるよう調和をとる
ということが基本となりますので、これは「絶対ダメ」
というものは、決まっていないんですね。
おひとりおひとりが
心も体も幸せに生き生きと生きられること。
そのために、自分自身を整えられるように食べること。
ということが大事です。
ですが、もう少し深く答えていきますと。。。
小麦粉やパンを食べていいか?悪いか?
の答えは
「人による」「モノによる」
ということも言えます。
小麦粉は負担になりやすい!?
- 小麦粉料理は、すぐにエネルギーになりやすい。
- 粒より粉料理にしたほうが、やわらかく食べやすい。
- 粒より粉料理の方が、料理時間が短い。
というように
小麦粉には、メリットも沢山あります。
パン、ケーキにクッキー。
麺類も美味しいですよね♪
ですが、小麦粉と水が混ざると
「腸の壁にべっとりとくっつきやすくなる」
という性質があるため、負担もかかりやすくなります。
ですので、
小麦粉料理は「ダメなのか?」
は「人による」ということになります。
例えば
とても健康で胃腸も丈夫!
便や老廃物を出す流れも、とても快調♪
という人がパンをいただくのと。
体が弱く胃腸も弱い。
お通じも、老廃物もたまりがちで。。。
という人がパンをいただくのと。
同じ「パンを食べる」ということでも
人によって「合う合わない」
「体に影響が少ないか多いか」
など、全然違ってくるんですね。
ですので
人によっては食べないほうがいい人もいるかもしれません。
また、マクロビオティックではその健康状態に応じて
「粉よりも粒」
が勧められます。
粒に比べると
粉は、酸化や変化が進んでいるので
体にとっては負担になりやすいからです。
(粉、ということで小麦粉に限りません)
ということで、答えとしては
「人による」
ということになります。
次に、さらにもうひとつの
「モノによる」
のほうも見ていきましょう!
安全で安心な小麦粉はあるの?
例えば、同じ小麦粉と言っても
- どんな品種か?
- 農薬や化学肥料は使われているか?
- 粉にしてから時間はたっているか?
- どんな土地で育ったか?
- 粉の製粉法や挽き方は?
など色々な違いがあります。
マクロビオティックでお料理に小麦粉を使う場合
「地粉」と言って
「国産の小麦粉(特に中力粉をさすことも)」
を使います。
オーガニックのものを除いて
通常の輸入小麦粉を使うことは、あまり勧められていません。
なぜか?と言いますと・・・
ひとつは、
なるべく新鮮なものをいただけるということ。
更に輸入の小麦粉の多くは
「ポストハーベスト」
という
「収穫後に使う農薬」
が使用されているからです。
穀類は、カビがつきやすいので
長期間の輸送・貯蔵にも耐えられるようするため使われます。
こうした農薬が使われた小麦粉では
『心も体も幸せになる自然なままの食事』
とは、なかなか言えませんね。
こうしたことから
「小麦粉は食べてもいいか?」
という質問に対して回答は
「モノによる」
ということにもなってきます。
もし小麦粉を使う場合は
「なるべく自然で近くで作られたもの」
を選ぶ、心も体も喜びますね♪
そして、食べた後には
「このお料理は、私に合っていたかな?」
っとじっくりと観察してみましょう☆彡
もしちょっと負担を感じたり
重く感じるならば、小麦粉料理が合っていないのかもしれません。
そんな時には、小麦粉はちょっとおやすみ。
自分の心と体としっかりと向き合うこと。
これが、健康美人なゆったりマクロビの秘訣です☆