食事で陰陽を調えて綺麗になる♪のお話。
今日は、調理による陰陽の変化についてです。
前回は、体と心の陰陽を調えるとは?というお話でした。
⇒陰陽の調和を調えるってどいういうこと?の話はこちら☆
料理の陰陽を判断する際、食材自体の陰陽の影響はもちろん。
更に料理する過程において様々な手を加えること。
これもとても大きく料理の陰陽に影響します。
では、料理法の変化による陰陽の変化とは?
★料理法の変化により、陰陽はこう変わる
○火や熱は陽性のため、加熱することは料理を陽性にする。
○時間の経過も陽性の力が加わることになるので、熟成させることは料理を陽性にする。
○カリウムの多いもののほうが陰性で
ナトリウム(塩分)の多いもののほうが陽性という法則がある。
そのため生のものより、塩分を加えたほうがと陽性になる。
○水分が多いと陰性で
乾燥は陽性のため、生よりも乾物にしたほうが陽性。
また、水分を多く含ませると陰性になる。
例えば、かたいご飯より軟らかく炊いたご飯は陰性となる。
○圧力を加えることは陽性の力を加えることなる。
例えば、圧力鍋などで料理すると陽性になる。
このように、料理をすることで食材に様々な力が働き、最終的なお料理の陰陽が決まります。
そして
料理の陰陽を自由自在にコントロールする
↓
その時のそのお料理を食べる人の心とからだをバランスのいい穏やかな状態にする
これがマクロビオティックの陰陽の調和の基礎になります。
★陰陽理論を使いこなして、幸せ美人を作る方法
始めは、ちょっと難しく感じるかもしれませんね。
でも大切なことは、(自分も含めて)食べる人のことを想い、その人の状態をよく見て
その人が幸せになるにはどんなお料理を出したらいいか?
を考えることが第一歩です。
- 不足しているものは何か?逆に過剰なものは何か?
- 今、元気いっぱいエネルギー(陽)を満たしたらいいか?
- それともほっと安らぐ落ち着き(陰)がいいのか?
- 身体を温めたらいいのか(陽)、冷やしたほうがいいのか(陰)?
そういったことに考えを巡らせ、陰陽で調節できるようお料理をします。
まずは、食べる人への、心遣い、思いやりからです。
料理は愛情から☆”とよく言いますが、それはきっと本当なんですね♪