マクロビオティック料理の基本原則と特徴

マクロビオティックの基礎

マクロビオティック
と聞くと難しい食事法のように思われるかもしれませんね?
実はとってもシンプルなものです。

前回までのお話では、マクロビオティックは。。。
自然の原理に沿って、自然のままに食事をすること。

そして、食事だけではなく、自然のリズムで生きることで
心身ともに健康になって幸せに生きることを言います。
 
 
そして、自然の原理に従った食事法には、次のような原則があります。

25.6マクロビオティックスープ

☆身土不二☆

身と土は二つに分けられない、ということを表します。
その土地のものを、その季節にとることが一番身体に合うということです。

☆一物全体☆

食べ物は、まるごとそのままいただきます。
全体でいただくこと、初めてその食べ物がもつ様々な力が発揮されます。
皮も、根も、節もそこにしかない大切な働きをもっていますので、大事にいただきます。

☆陰陽の調和☆

料理、食べ物に限らず全てのものは
その持つ性質によって「陰、陽」に分けられます。

それは、絶対のものではなく相対的なもので
また、陰陽は常に揺れ動いています。

陰、陽どちらに傾きすぎてもバランスは悪く、
「中庸」といって、中間のエネルギーを保つことが
心と身体のバランスが整って、健康な状態といわれています。

食べ物、料理法によって、このバランスを中庸に整えることが
マクロビオティックの食事法です。


以上の3つの法則を踏まえて、具体的には次のような特徴があります。

・化学合成のもの、化学添加物、化学肥料や農薬は避ける。
・調味料も、自然のもの無添加のものを。お砂糖も使わない。
・その土地の、その季節のものをいただく。
・食べ物は、全てまるごといただく。
・陰陽のバランスを調える。
・お肉、お魚、乳製品、卵など、動物性のものは控える。

どんなお料理か?
ちょっとイメージを掴んでいただけたのではないでしょうか?
 
 
次回は
『マクロビオティックは、日本発の私たちのお料理です』

前回は
『マクロビオティックの料理は、具体的にはどんな料理?』
 
 


♪マクロビ栄養士 松崎恭子♪

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