マクロビオティックは、日本発の私たちのお料理です

マクロビオティックの基礎

前回は「マクロビオティックの基本原則と特徴」

マクロビオティクがどんなお料理か?
少し具体的に、イメージできてきたところで。。。
更に、マクロビを身近に感じていただけるお話をひとつ。

マクロビオティックは、カタカナで表記されたり
Macrobiotique(Macrobiotic)
と書かれるため、外国の新しい健康法なのかな?
と思われるかもしれません。

でも
マクロビオティックは日本発の、日本人が世界に広めたもの

そして
流行りの新しくできた健康法ではなく100年近くも歴史のあるもの
です。(歴史については、改めて詳しくご紹介してまいります。)

マクロビオティック海藻の味噌汁

マクロビオティックの3つの原則
身土不二、一物全体、陰陽の調和を守った食事というと。。。

「玄米ご飯、若布と里芋の味噌汁、湯豆腐、金平牛蒡、青菜のお浸し」
「玄米おむすび(梅・昆布)、煮豆、ひじきの煮物、漬物」
このような、昔ながらの日本の食事。
これが代表的なマクロビオティック料理の一例です。

使う材料の素材、調理法などの細かいこともありますが、
これで十分に、マクロビオティックということができます。

日本発の私たちにお馴染みの料理が、
実は美容と健康に良いと言われるマクロビオティック料理だったのです。

 
 
マクロビオティックに限りませんが、日本の食事が健康にいいという事は
アメリカの「マクガバンレポート」でも報告されています。

マクガバンレポートというのは
アメリカでは、膨大な医療費をかけているにも関わらず
心臓病、癌を始めとする病気が溢れていたことに対して
1977年に原因を解明するために行われた、大規模調査の結果・結論
が出された報告書のことです。

 
その中で、「理想食」と言われているのが日本人の食事です。
「最も理想的な食事は元禄時代以前の日本人の食事である。」
と報告しています。
(精白しない殻類を主食とした、季節の野菜や海草や小さな魚介類)

注目したいのは精白しない穀類。
つまり白米ではなく玄米を中心にした季節のものを頂く食事
ということです。

これは、マクロビオティックと同様の食事のモデルと言えますので
マクロビオティックは世界も認める健康食
ということになります。
 
 
次回は
白米ではなくて玄米をおすすめする理由とは?

前回は
マクロビオティック料理の基本原則と特徴
 
 


♪マクロビ栄養士 松崎恭子♪

⇒お問い合わせは、こちらのフォームから★




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。



このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください