★★マクロビ 食材辞典★★
~カフェインレスコーヒー(デカフェコーヒー)~
くつろぎの時、シャキッとしたい時
日本人にはすっかり欠かせないものになった
『コーヒー』
ですが、カフェインは刺激が強く
体を冷やしたり、肌を乾燥させたり…
できればカフェインなしでコーヒーを楽しみたい♪
そんな方に好まれるのが
デカフェコーヒーです。
一見とてもよさそうに感じるこのコーヒー。
どんなものなのでしょう?
体にやさしいの?おいしいの?
*.★コーヒーはそもそも体にいいの?★.:*
コーヒーは、そのほとんどが水分です。
ですが、実に色々な成分が含まれています。
そして、健康に効果的!
という実験結果、報告も様々にでています。
例えば
カフェイン、ポリフェノールが有名ですね。
他にもその香り成分が注目されています。
- 抗酸化作用を持つ
- がんの予防作用
- 脂肪燃焼の促進
- 二日酔いの対策に
- 利尿効果
- 脳の血流を良くする
- リラックス効果
等々、様々な効果が期待されています。
コーヒー好きには、嬉しいばかり♪♪
でも、良いことばかりなのか?
というと、やはりそれだけではありません。
カフェインのとりすぎが心配
ひとつ心配なのが
コーヒーに沢山含まれている
「カフェイン」のその特徴
カフェインにもメリットになる作用は沢山あります。
ですが、カフェインは刺激が強く
マクロビでは「陰性が強い」
つまり体をとても冷やすものと言われています。
刺激が強い、冷すという特徴からも分かるように
- 胃や腸を荒れやすくする
- 覚醒効果の繰り返しで疲れに鈍くなる
- 不眠の原因となる
- 冷すことになる循環の悪化
- 利尿作用が強く体内の水分不足に
このように注意が必要な点も沢山あげられます。
そのため、マクロビオティックの食事法では
コーヒーは控えたほうが体にはやさしい。。。
という位置づけにあります。
カフェインは乾燥肌の原因に?
特に、乾燥肌の方は気をつけたい!
実はカフェインは、乾燥肌の原因になることもあります。
カフェインは利尿効果があるのですが
「循環をよくして余分な水分を出す」という訳ではなく
「体の水分を外へ出す」という働きだからです。
結果として、水分はとっているのに
体内は水不足・・・
もちろん、お肌も潤い不足・・・
水代わりに毎日ガブガブ、
という方は、特に気をつけましょう。
*.★コーヒーがやめられない方には★.:*
そうは言ってもコーヒーは飲みたい!
そんな方のコーヒーの代りとして
カフェインが入っていない
『玄米コーヒー、たんぽぽコーヒー、穀物コーヒー』
などの飲み物が楽しまれることもありますね。
こうしたものは、カフェインは含まれていません。
コーヒー豆以外の素材を焙煎して、飲み物にしています。
特に
☆玄米コーヒーは、デトックス効果
☆たんぽぽコーヒーは、ぽかぽか効果
などを期待して、生活に取り入れる方も増えてきました。
でもやっぱり物足りない!コーヒーがいい!
という方が選ぶのが、カフェインが入っていない
「デカフェコーヒー(カフェインレスコーヒー)」
ではここから、デカフェコーヒーについて見ていきましょう☆彡
*.★デカフェ(カフェインレス)コーヒーは、安全?★.:*
“☆*デカフェコーヒーの作り方*☆”
デカフェ(カフェインレス)のコーヒー。
カフェインを除くためには、いくつか方法があります。
現在一般的に知られているのは3つです。
1、薬を使う方法
カフェインが溶ける薬品に豆を入れ、カフェインを除く方法。
カフェイン以外の成分も一緒にとれてしまうため
他の方法よりも風味が落ちやすいのが特徴。
また、薬品を使うので安全面での心配が残ります。
2、水(と薬)を使う方法
一度水に成分をとかして、その中のカフェインを除く方法。
水と薬を使う方法と、水のみでカフェインを除く方法とがる。
薬を使うよりも、風味もよく安全面でも安心できるものです。
3、二酸化炭素を使う方法
圧力、温度の変化で特殊な状態にした二酸化炭素を使う方法。
風味が残りやすく、薬品のように残留の影響は心配がない
という点が特徴の方法になります。
一番安くできるのが、薬品を使った方法。
ですが、健康面を考えると心配が残りますね。
デカフェコーヒーが体に悪いのでは??
というお話のもとは、この製造方法にあるのかもしれません。
ひとくちに「デカフェコーヒー」と言っても
安心度、安全度には、大きな差があるんですね。
より体にやさしく
より体を冷やしづらいものを
きちんと選びたいですね♪
また、最近では
『安心製法のデカフェ(カフェインレス)』に加えて
『オーガニック』
という更にやさしいコーヒーもでています。
また、コーヒーには必ずお砂糖!
という方は、そのお砂糖にも注目してみましょう。
ちょっとの差かもしれませんが
毎日の積み重ねで、健康美人を磨くことができます☆彡
また、お砂糖類ではなく
楓の樹液を煮詰め自然な甘味料
「メープルシロップ」を使うと、より安心です♪
飲み物でも、中から健康キレイを育ててみませんか?