~マクロビ食材辞典 梅干し~
日本の伝統食品のひとつで
食卓には欠かせない「梅干し」
酸っぱくて美味しい、というだけでなく
その美容効果も見逃せません☆彡
梅は、中国が原産です。
梅干しは、漢方薬として使われていました。
日本でも平安時代には
「梅干しで病を治した」という記録があったり。
戦国時代には、保存食として。
傷の消毒や食中毒の予防にと、使われたそう。
★★梅干しの健康&美容効果★★
☆梅干しの栄養とカロリー・塩分は?☆
最初に、梅干しの基本的は栄養から
(五訂増補食品成分表より)
- エネルギー(カロリー)33kcaL
- タンパク質 0.9g
- 脂質 0.2g
- 炭水化物 10.5g
- 水分 65.1g
- 塩分 22.1g
一般的には、約2割ほどが塩分ということですね。
中粒の梅干しの果肉は、10gほどありますので
1粒で2g位の塩をいただくことになります。
最近の味付きや甘み付きものは、これより低塩である場合が多いです。
☆梅干しの体に嬉しい成分は?☆
~これから梅干しになる梅の実♪~
●クエン酸
酸っぱさのもとであるクエン酸は
疲労回復効果に優れています。
疲労物質、と言われる乳酸を
分解する働きがあるためです。
また、食べたものが
スムーズにエネルギー源になることを助けます。
そのため、効率よくエネルギーが得られて
疲労回復に繋がります。
新陳代謝もよくしてくれるので
アンチエイジングにもぴったり♪
●酸味の効果
また、その酸味は唾液の分泌も促進してくれます。
唾液は、消化を助けるだけでなく
活性酸素を除去する働きもあります。
活性酸素除去は、老化防止に欠かせませんね。
更に、その酸っぱさ効果は続きます。
梅干の酸っぱさを感じると
胃が防御反応を起こし、胃液の分泌が促進されるそう。
「梅干しは、健胃作用がある」
と言われているのも納得ですね。
●他にも色々。。。
最近では、血糖の調整に欠かせない
「インスリン」の働きも高めると言われています。
糖尿病の予防にも効果的です。
特に梅干しは、現代人の強い味方!
という優れた点も。
梅干しは、アルカリ性食品です。
人の血液も、弱アルカリ性です。
ですが肉食などの酸性食品ばかりを摂っていると
それを中和しよう、とカルシウムなどの
体内のミネラルが使われてしまいます。
肉が好きな方には、
アルカリ性食品の梅干しは、おすすめの食べ物です。
梅干しの健康&美容効果。
こんなに沢山あるんですね♪
★★昔ながらの本当の梅干しを選びましょう!★★
~ご家庭でも簡単梅干し作り♪~
梅干しには、嬉しい効果がいっぱい♪
でも、今は砂糖や化学調味料等。
不自然に味付けされたものも、多く売られています。
梅干しのもつ様々な効果は
クエン酸によるところがとても大きいです。
ところが、酸味料、お酢などで
酸味を足した梅干しも、よく見られます。
このような、後から入れた酸っぱさでは
梅干しの本当の力は、期待できません。
また、減塩ブームで塩分濃度が低いものもあります。
梅干しの殺菌、食中毒予防効果は
その塩分濃度が高いことにも由来しています。
ですので、減塩の梅干しだとすると
その効果も疑問ですし、保存性も低くなります。
梅干しを選ぶときは
- 減塩ではないもの
- 砂糖、化学調味料、酸味料などの
添加物のないシンプルなもの
昔ながらの梅干しは
「梅 塩 (紫蘇)」のみでできています。
「”海の精”を使った自然な梅干し」
【お買上特典】特別栽培 紅玉梅干(カップ)120g【国内産】【海の精】
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国産特別栽培の梅と有機紫蘇を使った梅干しです。
美味しい自然塩”海の精”を使用。
酸味もおだやか食べやすい風味なのも嬉しいところ♪
食べるならば、
体に嬉しい本当の梅干しを食べたいですね♪
梅干しで美味しくアンチエイジング!
ご飯だけではもったいない♪
たたいてから
- 味噌と合わせて梅味噌和え
- お豆腐に添えて
- 麺つゆと合わせて
お料理のバリエーションも増えそうですね♪