マクロビにも欠かせない♪玉ねぎの嬉しい栄養と料理のポイント

~マクロビ 食材辞典 玉ねぎ~

マクロビオティックだけでなく
日本の食卓に欠かすことができない「玉ねぎ」

栄養や健康効果が、注目されることも多いですが
何と言っても、その甘みと旨み。
煮るだけで、とっても美味しいですよね~

動物性のものをほとんど使わないマクロビでも
玉ねぎの味を引き出すことで、風味豊かに。
コクのあるお料理に仕上がります。

では早速
玉ねぎについて、詳しくみてみましょう。
加熱方法のポイントも、ぜひお試しください☆彡

☆”☆*美味しくて体にやさしい玉ねぎの魅力*☆”☆

☆*玉ねぎの旬はいつ?*☆

マクロビオティックでは「身土不二」
ということを、とても大切にしています。

マクロビ玉ねぎ

その土地のその季節のものを食べましょう。という意味で
旬のものをいただくことを、大切にしています。

⇒身土不二のお話はこちらから☆

そうした中で、玉ねぎは国内の各地で栽培されているため
一年を通して美味しくいただけます。

●秋に種をまいて春に収穫する秋まき(出荷は5~10月位)

●春に種をまいて秋に収穫する春まき(出荷は10月~翌4月位)

北海道は春まき、佐賀などの九州は秋まき。
というように、収穫の時期がちょうどずれているんですね。

貯蔵性が高いので、いつでも美味しく食べられるのもうれしい☆彡

☆*疲れた時に嬉しい♪玉ねぎの栄養*☆

マクロビオティック玉葱梅蒸しスープ

そして、マクロビオティック料理でも、玉葱はよく使われます。

玉葱は、やや陽性ですので自然と体を温めて整えてくれる働きが。
野菜の中でも糖質が多めで、エネルギー源になってくれます。

玉葱に特徴的なのは、「硫化アリル」という成分です。
玉葱特有の辛みと刺激臭の正体がこの硫化アリルです。
硫化アリルは、血液をサラサラにする効果があります。
コレステロールの代謝を促進して、血栓をできにくくしてくれるからです。

また、ビタミンB1を助ける働きもあるので、疲労回復効果も♪
(ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える時に関わるビタミン)

B1は、イライラを防止したり、老廃物の代謝にも関わるビタミンです。
美しさと穏やかな心に欠かせないB1を助ける成分、積極的に摂りたいですね。

ビタミンB1は、通常は余分なものが体の外にでてしまいます。
ですが、硫化アリル(体内ではアリシン)は血中に長く維持されるので
長時間に渡って、ビタミンB1の効果を助けてくれます。

悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールを増やす働きもあります。
インスリン分泌も促すと言われていますので、糖尿病の方にもおすすめ♪

 
気をつけたいのは、硫化アリルは水に溶けやすということ。

水にさらしておくと、水に出てしまいます。
せっかくの玉ねぎの栄養、大切にいただきたいですね!
その対処法としては。。。

・さらさずに、塩少々をまぶして時間を置くことで辛みを軽減できます。

・酢をかけることで、辛みが和らぎます。

 

☆*玉ねぎを美味しく食べる*☆

上でご紹介しました「塩を少々まぶす」という方法。
さらっとまぶしただけでは、なかなか辛みは抜けません。

★ごく薄切りにして、1個に対して塩小さじ1/2~1はいれます。

★水気が出るまで手でやさしくなじませ、30分以上おきます。
こうすると、だいぶ辛みが抜けますのでおすすめです☆彡
 

お野菜は、ゆっくりじっくりの加熱がポイントです。
玉葱もやはり、ゆっくりじっくり火を通すととっても甘く仕上がります。

★蒸す時は、1/2に切って弱火で25分ほど蒸します。
とろりんとして、いくつでも食べられそうな美味しさになります。
お味噌、たたき梅など添えるだけで、一品できあがりです♪
 

辛くない玉葱マリネレシピは、こちらから☆

保存は、風通しのよい涼しいところで。
湿気に弱いので、保管場所には気をつけましょう。

色々なお料理に使って、美味しく玉葱パワーをいただきたいですね☆彡

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